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2017年09月27日

ヘアケア

女性で髪が細いのは遺伝が原因?

生まれつき髪が細い女性の場合は遺伝が主な原因だと考えられます


女性で髪が細い人は、生まれつき細い場合と年齢と共に細くなってくる場合に分けられます。

人の髪質は顔や体格と同様に、少なからず両親からの遺伝により決まるといわれています。

しかし、髪質は年齢と共に変化するため、何も対策しないと自然と痩せ細ってボリュームダウンしてしまうことがあります。

遺伝で元から細い髪の人は、更に細くなってしまう可能性があるのです。

年齢と共に太い髪が細くなる場合は遺伝よりも加齢や生活習慣が原因と考えられます

生まれつき髪質が細く、若いころから細毛の人は遺伝が関係しています。

しかし、生まれつき太かったのに年々細くなってしまうのは、遺伝というよりは、加齢や髪に良くない生活習慣が原因と考えられます。

年齢を重ねると髪の成長を促すエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減っていきます。

さらに、血管が衰えて、硬く、細くなり、血流が滞るため髪を作り出す毛母細胞に栄養が行き届かなくなるため、髪が痩せ細っていきます。

また、寝ている間には髪の成長が促されるホルモンの分泌が増えるので、睡眠が不足すると髪が細くなってしまいます。

強いストレスは血管収縮を招いて血流を悪くしたり、女性ホルモンのバランスを乱したりする原因となります。

食事においては、脂質の摂りすぎは皮脂の過剰分泌を招いて毛穴が詰まりやすくさせ、反対に脂質を抜くダイエットをしてしまうと脂質から作られる女性ホルモンの分泌量が減ることになります。

さらに、髪の成長を助けるビタミンやミネラルなどの栄養不足も、髪の成長を阻害して、細くする要因と考えられています。

これらの生活習慣を見直しただけでは十分な効果が得にくい場合、育毛シャンプーや育毛剤などの併用も考えてみましょう。

髪を細くしないために生活習慣の改善や育毛アイテムの活用などを考えてみましょう


髪が細くなるのを防ぐには、ホルモンバランスを整え血行を良くして毛母細胞に十分栄養が行き渡るよう、生活習慣や食事を改善していく必要があります。

髪の成長が促されるように、夜はしっかり眠って早起きする規則正しい生活を心がけ、睡眠不足にならないようにしましょう。

また、日常生活で溜まりやすいストレスを発散するために、運動をする、お風呂にゆっくり入る、ドライブするなど、自分でリラックスする方法を見つけて生活に取り入れましょう。

加齢により頭皮の血管が硬化していると考えられる場合には、血流を促して毛母細胞の代謝を高めるために頭皮マッサージが効果的です。

洗髪時に、頭皮を両手の指の腹で優しく押さえて揉んでみましょう。

食事は脂質や糖質の過剰摂取に気を付け、毛母細胞の代謝の助けとなる亜鉛などのミネラルや、ビタミンA、Eなどのビタミン類を多く含む野菜や海藻類なども、バランス良く取り入れていきましょう。

ただ、髪の発育に必要な栄養素を食事から全て補うのが難しいという場合には、サプリメントの活用もおすすめです。

髪の成長に欠かせない栄養素が効率よく摂取できます。

細くなった髪をそのまま放置すると薄毛になるリスクが高まります

以前はもっと太くてコシやハリがあったのに、最近髪が細くなって切れやすくなったなどと感じたら、早めに育毛対策を行う必要があります。

太かった髪が細くなるという事は、髪質が変わってきた証拠であり、頭皮からの危険信号と言っても過言ではありません。

そのまま放置すると、太い髪がどんどん細くなって全体的にボリュームダウンし、髪がぺたっとなってヘアスタイルが決まりにくくなります。

髪の量が変わらなくても、地肌が透けて目立つようになると、人からは薄毛であるように見えてしまいます。

さらに、細い毛が増えるということは、それだけ毛母細胞の代謝が落ちて、発毛や髪を成長させる力が衰えてきたということになります。

そうなると、細いながらも何とか発毛していた髪も、成長段階で十分に伸びずに脱落し始めることも考えられます。

もともと、髪の毛は一定の周期で発毛から成長、脱落を繰り返しており、成長の段階が一番長いとされています。

しかし、このヘアサイクルが大幅に乱れて成長の時期が短くなり、細くて短い抜け毛が増え、結果的に薄毛になるリスクも高まるというわけです。

遺伝で生まれつき髪が細い人も同じようにさらに細くなったり、薄毛になったりする可能性があるので十分注意しましょう。

(まとめ)女性で髪が細いのは遺伝が原因?

1.生まれつき髪が細い女性の場合は遺伝が主な原因だと考えられます

髪が細いのは、生まれつき細い場合と、若い頃は太かったのが次第に細くなっていく場合があります。

人の髪質は、少なからず両親からの遺伝で決まるので、元から髪が細い人は遺伝の可能性があります。

2.年齢と共に太い髪が細くなる場合は遺伝よりも加齢や生活習慣が原因と考えられます

元は髪が太いのに細くなってきたという場合は、加齢による女性ホルモンの減少や血管の衰えが原因と考えられます。

更に睡眠不足やストレス、食生活の乱れなども髪を細くする要因とされています。

3.髪を細くしないために生活習慣の改善や育毛アイテムの活用などを考えてみましょう

髪をこれ以上細くしないためには、睡眠を十分にとり、ストレスを解消する、頭皮マッサージを取り入れるなどの生活習慣の改善も効果的です。

更に、髪の成長を助ける栄養素を含んだ食品の摂取も良いでしょう。

4.細くなった髪をそのまま放置すると薄毛になるリスクが高まります

太い髪が細くなってしまうと、やがて細い髪がどんどん増えて地肌が見えるくらいボリュームダウンするリスクが高まります。

また、成長しきれない髪が短い状態で抜け落ち、薄毛が進行する可能性もあります。

サンプライズ

コラム編集部

美ルート公式コラム編集部による記事です。

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