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2023年03月23日

エイジングケア

若返るには、自分は若いと思うこと!

自分は若いと本気で思う

先日、新聞の書籍広告に「自分は若いと本気で思うだけで、脳も体も若くなる」というような文面を見つけました。

私と同じ考えをしている著者がいると思い、嬉しく感じて、早速その書籍「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」(著者:脳科学者・西剛志)を購入して読みました。

本の中では、いくつかの事例が紹介されていました。例えば、85歳でも自分は50歳と思えば、主観年齢では50歳です。

すると面白いことに、50歳のような行動をとるようになってくるといいます。もちろん本気で思わないとそうはならないそうです。

さらに、そのように主観年齢を若くすることは、脳の老化を防ぐとのことです。全く同感の内容でした。

 

自称年齢になりきって行動する

私は、自分の著書『49歳からの「若返る」教科書』(新評論)で、心(脳)で強く思ったことは具現化できるという精神免疫学を応用しています。

この精神免疫学では、今まで漠然と言われていた「病は気から」のメカニズムが解明されており、現在、急ピッチで研究が進んでいる分野です。

そこで先の書の事例と関連して、私の著書で紹介している、精神免疫学を応用した若返りの方法についてお話しします。

まず、今の年齢から「マイナス6」の単位(マイナス12、マイナス18… )で若くする年齢、自称年齢(先の書では主観年齢)を決めます。

例えば、現在52歳の貴方がマイナス12歳を選択したら、生年月日を12年遅らせ、自称年齢の40歳になりきってもらいます。服装も40歳に見合ったものを着ます。

とはいえ、12歳のハンディを埋めていくには工夫と努力が必要となります。

食事面では、身体を酸化させる(老化につながる)食品や、揚げ物などの身体を糖化させる(身体が焦げる)料理は避けるようにし、新鮮な野菜や果物、キノコなどの抗酸化食品を積極的に摂りましょう。

運動面では歩くことから少しずつ始め、運動量を増やしていきましょう。これらを継続した先には、若々しい40歳の貴方が待っているはずです。

そして、もう一つ大切な注意点があります。自分の口から、「もう年だから… 」「私老けたな~」というような言葉は間違っても使ってはいけません。絶対禁句です。それは、脳が「自分は年寄り」と錯覚して反応してしまうからです。

さあ、一緒に始めてみませんか?貴方が若くなり老化を防げたら、今「なりたくない病気」のダントツ上位の認知症やガンからも遠ざかるでしょう。両方とも、老化とともに罹患リスクが上がる病気だからです。

参考文献:『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』アスコム 西 剛志 著

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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