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2017年08月11日

ヘアケア

女性の髪の量は夏と冬では違うの?

女性の髪の量は夏や冬よりも秋頃に減る傾向にあります


夏の湿気と紫外線は頭皮や髪にダメージを与えやすく、その影響から秋ごろに抜け毛が増えて髪が減りやすい傾向にあります。

逆に冬は空気の乾燥で髪や頭皮はカサつきやすくなりますが、その後の春も含めて量的にはあまり変わらないとされています。

夏と冬では夏の方が髪の量に影響を与えやすいといわれています

頭皮環境が夏と冬でどう異なるのか、比較して見ていきましょう。

夏は、一般的に髪へのダメージが増えるといわれています。

梅雨の時期は湿気が高く、じめじめしており、髪が密集している頭皮は雑菌が繁殖しやすい環境にあります。

更に、真夏になると強い紫外線が降り注ぎ、頭皮もダメージを受けます。

頭皮状態が悪化しやすいため、その影響が出始める秋ごろから髪が抜けやすくなります。

ただ、夏は気温が高いので、髪を作る毛母細胞の新陳代謝が活発化すると言われています。

髪は、細胞が死滅して角質化したものの集まりなので、新陳代謝が活発化して細胞が生まれ変わりやすい夏は、髪が伸びやすい季節ともいえます。

一方で冬は、寒さから頭皮を守るために抜け毛は少なくなると言われています。そのため、髪の量そのものにはあまり変化はありません。

体温の維持のために体内の栄養素が優先的に使われるので、髪にまで栄養素が届きにくく、伸びるスピードは夏より遅いとされています。

夏と冬どちらもヘアケアを怠ると、頭皮や髪の状態が悪化するリスクが高まります


夏は頭皮における皮脂の分泌量が増えたり、梅雨の湿気で頭皮の雑菌が繁殖しやすくなったりするため、頭皮環境が悪化しがちです。

ただでさえ頭皮が不衛生になりやすい上に紫外線も浴びているため、ケアを怠ると頭皮ダメージが深刻化し、秋ごろの抜け毛に繋がってしまいます。

くわえて、フケやかゆみ、油のような臭いが酷くなる可能性もあります。

皮脂の過剰分泌を放置すると、毛穴に皮脂が詰まって脂漏性皮膚炎などの皮膚病を発症するリスクもあります。

汗をかきやすく紫外線を浴びやすい夏は、きちんと正しく頭皮ケア・ヘアケアを行うことが大事です。

一方で、冬は空気が乾燥するので頭皮がかさつきやすくなる傾向にあります。

頭皮の乾燥が進むと、外部の刺激から頭皮を守るバリア機能が低下し、かゆみや臭いが気になったり、フケが増えたり、頭皮が炎症を起こすこともあります。

そうなると、本来なら髪の量が変わりにくい冬であっても、抜け毛が増えて髪のボリュームが少なくなるリスクが高まってしまいます。

冬も乾燥を防ぐ頭皮ケア・ヘアケアを心がけ、髪に良い生活を送ることが大事です。

頭皮環境を悪化させないためにも、正しくヘアケアをしよう

夏は頭皮の皮脂分泌量が多くなるので、頭皮を清潔に保つようなヘアケアが大事です。

洗髪の前は、頭皮や髪の汚れを浮き上がらせるためにも獣毛ブラシで丁寧にブラッシングをしましょう。

シャンプーは刺激の少ない、アミノ酸系や弱酸性のものがおすすめです。

ぬるま湯で洗い流したら、泡立てたシャンプーで指の腹を使い優しく頭皮をマッサージしながら汚れを落とします。

泡が残らないように洗い流したら、トリートメントを髪全体に伸ばしましょう。

このとき、トリートメントが頭皮に触れないよう気を付けましょう。

毛穴を詰まらせてしまうことにつながります。

また、夏は紫外線が強いので、帽子や日傘で頭皮が直接紫外線に当たらないよう注意して下さい。

一方冬は、頭皮が乾燥しやすいので保湿に重点を置いたヘアケアを行いましょう。

シャンプーは夏と同様に低刺激のもので、保湿効果の高い成分を含んだものを使うのもよいでしょう。

洗髪後は特に乾燥しやすいので、タオルドライ後に洗い流さないトリートメントでカバーしましょう。

ドライヤー後は、保湿オイルを使って頭皮をマッサージし、血行を良くするのもおすすめです。

(まとめ)女性の髪の量は夏と冬では違うの?

1. 女性の髪の量は夏や冬よりも秋頃に減る傾向にあります

女性の髪の量は、夏や冬よりも、秋に減りやすいといわれています。

それは、夏は皮脂の分泌量の増加などから頭皮環境が悪くなりやすく、紫外線も浴びるため、そのダメージが秋に表面化しがちなためです。

一方、冬は毛母細胞の活動があまり活発にならないので、伸びるスピードが落ちますが、量はあまり変わらないと言われています。

2. 夏と冬では夏の方が髪の量に影響を与えやすいといわれています

夏は梅雨の湿気と紫外線で頭皮や髪がダメージを受けるため、その後の秋に髪が抜け落ちやすくなります。

一方冬は、寒さから頭皮を守る意味で抜け毛も少なく、髪のボリュームは一定に保たれるとされています。

3.夏と冬どちらもヘアケアを怠ると、頭皮や髪の状態が悪化するリスクが高まります

皮脂の分泌量が多い夏に頭皮ケアやヘアケアを怠ると、フケやかゆみ、臭いなどが酷くなるリスクが高まります。

一方、乾燥しやすい冬に間違ったヘアケアを続けると、頭皮のバリア機能が低下し、フケや抜け毛を誘発する可能性もあります。

4.頭皮環境を悪化させないためにも、正しくヘアケアをしよう

夏は頭皮を健やかな状態に保つために、汚れを丁寧に落とす洗髪や帽子や日傘での紫外線カットが大事です。

冬は乾燥しやすく、頭皮の血流が悪くなりやすいので、保湿効果の高いトリートメントの使用やオイルを使った頭皮マッサージなどが効果的です。

サンプライズ

コラム編集部

美ルート公式コラム編集部による記事です。

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