2025年02月13日
ヘアケア
腸・肌・髪に、手軽な一品
なにかもう一品、食べたいときに
今回はとても簡単に作れる上、効果抜群のレシピをご紹介しましょう。それは、適量のヨーグルトに、えごま油(または、アマニ油)小さじ1杯、さらにレーズン約20粒(10g)を加えたものです。
ヨーグルトは、発酵食品で乳酸菌が豊富に含まれ、免疫細胞の約60%が存在すると言われる腸内の環境を整えます。
エゴマ油はオメガ3に分類され、日本人の食生活に不足しがちなα-オレイン酸を含み、動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げるほかLDL(悪玉)コレステロールを減らすなど様々な良い作用があると言われます。
さらにエゴマは血流を促す作用があり、髪の毛をつくりだす毛母細胞の毛根に栄養が届きやすくする効果があります。
レーズンは、これも日本人に不足しがちな栄養素である食物繊維、ポリフェノール、ミネラルの鉄、銅、マグネシウムなど、そして、塩分の多い食事を改善するカリウムを含みます。
私は毎朝ひげを剃りますが、空気が乾燥している季節は、カミソリ負けで時に顔が血だらけになることがありました。それが、これを摂りだしてからトラブルは皆無で、気のせいか目じりのシワも減った印象です。これはえごま油で肌に潤いが出来たからだと考えます。
足がつりやすい方にもオススメ
このレシピにレーズンを加えている理由は、私が過去に挑戦した、南米・アルゼンチン最高峰のアコンカグア(6962m)登山の際の体験に基づきます。
その時は、アルゼンチンで登山のレジェンドとも言われるリトさんが私のガイドについてくれました。私は長時間運動すると足がつる癖があるのですが、その話をリトにすると、私にレーズンをすすめた上で、リトは登山には欠かさず持参して食べると言うのです。
▲えごま油とレーズンを加えたヨーグルト
結果として私はアコンカグアに問題なく登頂でき(リトは世界最多の62回目)、レーズンの効果に驚いたものです。
帰国後からレーズンをレシピに加え、朝食で毎日欠かさず摂っています。以来、今日まで、肌、髪、体調はすこぶる良好です。
このレシピは私がセミナー講師をする際にご紹介することがあるのですが、女性の方からも大絶賛の声をいただいています。
ただ、これが良いと言って偏重するのではなく、食事は全体の栄養バランスをとることが大切であることもお忘れなく。先ずは今の食事にこの一品をプラスすることをおすすめします。