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2023年06月15日

ヘアケア

今が勝負時!夏の美髪ケア

6月10日は時の記念日。この機会に時間の使い方を見直してみるのはいかがでしょう。

私は最近、スマホをダラダラ見てしまわないように、本当に自分に必要な情報か?と意識的に判断するようにして使ってみています。時間は誰にでも平等にあるものだからこそ、大切にしたいものですね。

さて今回は、「夏の美髪ケア」についてお話しさせていただきます。

 

夏の髪へのダメージは特に注意!

夏は、強烈に降り注ぐ紫外線をはじめとして、特に髪への影響が大きい季節です。科学的に立証されているわけではありませんが、夏の間に受けたダメージが蓄積して、秋に抜け毛が増えてしまうと言われていたりも…。しっかりと対策をして、今年の夏も乗り切りましょう。

 

紫外線に注意

まず夏における髪の代表的な大敵である、紫外線についてお話しします。

お肌の紫外線対策についてはしっかり行っている方が多いと思いますが、髪の毛と頭皮への対策も欠かせないものです。強い紫外線を浴びると、髪の構成成分がダメージを受けて、パサパサになったりツヤがなくなったりしてしまうといいます。

そもそも、頭は体の中で一番太陽に近く、紫外線がたくさん降り注ぐ場所。そのまま紫外線にさらさないように、髪も頭皮も守ることが大切です。特にこれからの暑い時期は、紫外線量も多い時期ですので、しっかり対策を行いましょう。

基本は帽子や日傘を必ず持ち歩いて、日差しから守る対策をしてください。また、今は頭皮や髪用のUVスプレーも販売されています。日差しの下で一日中過ごす必要があるときなどに、活用してみてください。

もし日焼けをしてしまったら、冷たいタオルなどを使って頭皮をクールダウンするとよいでしょう。しっかり髪の毛のトリートメントをして、ダメージケアすることもおすすめです。

とはいえ、髪のダメージ補修には限界がありますので、トリートメントすればダメージをなかったことにできる、というわけではありません。あくまでも予防が第一です。

 

海やプールで泳ぐときに注意

海やプールに入った後、髪がゴワついてしまった経験はありませんか?ここにも髪のダメージの原因が。これから夏のレジャーで楽しむ方も多くなると思いますので、しっかり対策を行いましょう。

髪の毛は弱酸性の性質を持っている関係で、アルカリ性の環境では髪表面を覆うキューティクルが開いてしまいます。そして海水は弱アルカリ性。長く海に入っているとキューティクルが開いて傷つき、髪の毛の内側からたんぱく質が流出して、ゴワつきやパサつき、退色まで招いてしまうといいます。

また、プールの塩素は髪の酸化を引き起こし、髪の老化につながってしまいます。

これらの対策は、海やプールから上がったら、できるだけ早く真水でよく洗い流して、海水やプールの水をしっかり落とすことです。また前述の紫外線の影響も加わると、さらに大きなダメージを受けてしまいますのでご注意ください。

 

こまめに水を飲む

髪の毛を作り出すための栄養は血液から運ばれてきています。血液の約半分は水分でできているため、頭皮のすみずみまで栄養を行き渡らせて、健康的な髪を育むためには、十分に水分をとることが大切なのです。

暑い時期は特に喉も渇きますので、脱水症や熱中症の予防のためにも、髪の健康のためにも、しっかりと水分を補給しましょう。

水分補給の際は、一気に大量に飲むのではなく「こまめに」飲むことがポイントです。体は、30分で約200㎖の水分を吸収するのがやっとだといいます。

また、喉が渇いたと感じた時は、もうすでにかなり水分が足りない状態になっているそうです。喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を補給することを心がけるとよいでしょう。

 

夏の冷えに注意

夏は暑いものですが、逆に体を冷やしてしまう危険も潜んでいます。クーラーの効きすぎた部屋で過ごすことや、冷たい飲み物や食べ物をとりすぎることなどで、夏でも体が冷えて血のめぐりが悪くなり、体に悪影響を及ぼすおそれがあるのです。

前述の通り、髪は血液から運ばれる栄養で成長していますので、髪の健やかな成長のためには、血流をよくしておく必要があります。

そのため、夏でも体を冷やし過ぎないように、クーラーが効いた部屋では着る物などで対策したり、できるだけ常温のものか温かいものを飲んだり食べたりすることをおすすめします。

昨今では熱中症の危険が高まっていますので、暑すぎる環境ではくれぐれも無理はしないように冷え対策を行いましょう。

 

自然乾燥はNG

暑い時期だから、お風呂上がりに髪を乾かすのは自然乾燥に任せてしまう…という方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりドライヤーを使いましょう。

濡れた髪の毛はとても傷つきやすい状態です。また、頭皮や髪の根元が生乾きの状態で放置していると、雑菌が繁殖しやすく、ムレやニオイの原因になってしまうことも。蒸し暑い時は特に気をつけたいですよね。

 

勝負時の季節

髪に受けるダメージの大きい夏は、勝負時の季節といっても過言ではないかもしれません。念入りなケアをして、秋からの美髪につなげましょう!

参考文献:『女っぽさを作る美髪ケアの基本』幻冬舎 田所幸子 著、『美髪はよみがえる』光文社 山田佳弘 著

 

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美ルート・オンラインショップのスタッフです。

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