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2022年04月14日

ヘアケア

こんなヘアスタイルには要注意!

新年度が始まりましたね。環境の変化があったり、季節の変わり目でもあったりして、なんだか落ち着かないような時期だと感じます。五月病ならぬ「四月病」と呼ぶ人もいるようですよ。

ぜひ、楽しめる予定を意識的に入れてみる、睡眠をしっかりとって休むなどして、少し肩の力を抜いて、無理し過ぎずに過ごしてみてくださいね!

さて今回は、「要注意なヘアスタイル」についてお話しさせていただきます。

 

そのヘアスタイルは大丈夫?

薄毛や抜け毛の原因には、ご年齢を重ねられることによるものや、よくない生活習慣など、様々なものがあります。その中で、ヘアスタイルを原因とするものがあることはご存じでしょうか?

いくつかご紹介しますので、ぜひ気をつけながら美髪を育んでいきましょう。

 

牽引性脱毛症とは

まず、「牽引(けんいん)性脱毛症」についてご説明します。

「牽引」とは、引っ張るという意味です。長時間髪をきつく結んだ状態でいることで、頭皮の一部に負担がかかって抜け毛が増えてしまう、文字通りの脱毛症です。

「ポニーテール脱毛症」とも呼ばれることがあり、バレエを習っている人や、日本髪を結い続けた料亭の女将さんなど、前髪をしっかり上げるヘアスタイルが定着している方などに多く見られるようです。

もし心当たりのある方は、そのヘアスタイルをしない時間を十分に取って頭皮を休ませるなどの対策を行い、しっかりとケアしましょう。

 

同じ分け目や長すぎる髪型にも注意

牽引性脱毛症の恐れのあるヘアスタイルとは縁がない、という方でも、気をつけて頂きたいことがあります。

一つは、長い期間、髪の分け目を同じ場所にすることです。

分け目の境目ばかりに髪の重みがかかり、さらにその部分が紫外線に当たり続けることで、知らず知らずのうちに頭皮に負担がかかってしまいます。そして、その部分が薄くなる可能性があるのです。

分け目をつくる場合には、ずっと同じ場所ばかりにせず、できればこまめに変えて対策しましょう。

二つ目は、長すぎる髪型です。1本1本はなんでもない重さでも、まとまった髪になると意外なほど重くなってしまいます。

極度なロングヘアになると、その髪の重さで毛穴に負担をかけることがあり、さらに頭頂部が薄く見えがちにもなります。

皆さんそれぞれにお好みのヘアスタイルがあるかと思いますので、こういった知識を持った上で、ケアもしながらスタイルを選んでいただけるとよいと思います。

 

こんなヘアスタイルがおすすめ

ショートカットの場合、トップをふんわりさせて分け目を作らない髪型もおすすめです。

美容師さんによると、カットの仕方ひとつでボリューム感のある髪型にもできるそうです。そこが腕の見せ所であったりもするみたいですよ。ぜひ美容師さんに相談して、ご自分に合うスタイルを見つけてみてください。

 

催しの際の髪型にも注意

結婚式やパーティーなどのイベントに参加した際は、整髪料をしっかりつけたり、盛り髪や逆毛でボリュームを出したりしてスタイリングすることもあるでしょう。

華やかな仕上がりになりますが、髪や頭皮にはよいとはいえません。ここぞという時だけにとどめて、催しが終わったら潔く元に戻すのがよいでしょう。

 

カラーリングは頻度に気をつけて

おしゃれや白髪染めのため、カラーリングが習慣になっている方もいらっしゃると思います。しかし髪や頭皮は、薬剤によってやはりダメージを受けています。

あるドクターは、若い頃からカラーリングを繰り返してきた人たちは、年齢を重ねるとともに毛が細くなったり、退行したりする傾向があるように感じているそうです。

しかし、ある程度の年齢になったら、カラーリングをしないと気になることも多いと思います。できるだけ髪や頭皮に負担をかけず、カラーリングと付き合っていくことが大切です。

何よりもまず、頻度を減らしていきましょう。短いスパンで全体を繰り返し染めるのではなく、新しく生えてきた根元の部分だけを染める「リタッチ」を利用するなどの工夫が必要です。

多くとも月1回程度の頻度に抑え、その間に前髪などの白髪が気になったら、「ヘアマニキュア」などの負担の軽いものを利用するのもよいでしょう。

ちなみにカラーリング剤には、大きく分けて3種類あり、負担の軽いものから順に、ヘアカラースプレー、ヘアマニキュア、ヘアカラーとなっています。負担が大きくなるほど色は定着しますが、やはりそれなりの対策が必要です。

また、白髪は気になるものですが、上手に活かしたグレイヘアを楽しむのも一つの方法だと思います。カラーリングも控えられますし、心身共にゆとりを持ったケアにつなげられるかもしれません。ご年齢に応じた魅せ方を探るのも、とても素敵なことだと感じます。

以上のようなことに注意して、ケアをすることも忘れずに、あなたらしいヘアスタイルを楽しんでくださいね。

参考文献:『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている』学研プラス 浜中聡子 著、『女性の薄毛・抜け毛 お悩み解消BOOK』主婦と生活社 浜中聡子 著

スタッフ

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美ルート・オンラインショップのスタッフです。

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