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2018年01月27日

ヘアケア

ピルの服用は女性の薄毛の原因になる?

ピルの服用をやめたとき、抜け毛が増えて薄毛になることも


低用量ピルが開発され、以前よりもピルの副作用が軽減されました。

低用量とは、ピルに含まれる女性ホルモン・エストロゲンなどが以前のピルと比較して低量であるものを指します。

しかし、副作用の可能性がまったくなくなったわけではありません。

血栓症など発症率は少ないものの、大きな副作用もありえることを理解しておきましょう。

比較的軽度な副作用としては、めまいや吐き気、不正出血、頭痛、体重増加などがあります。

このような副作用は服用開始から体が慣れるまでの飲み始めに多く、ほとんど数ヶ月で軽減されます。

そのような副作用と違い、抜け毛の症状が現れるのは、多くはピルの服用を中止したときです。

ピル服用で補われていた女性ホルモンであるエストロゲンが、服用中止により補充されなくなることで現れる症状です。

ふたたびホルモンバランスが整えば、抜け毛は、ピル服用中止後数ヶ月から1年以内には落ち着きます。

ピルは女性ホルモン剤

ピルとは主に避妊を目的として服用する女性ホルモン剤です。

避妊のほかに、生理周期の安定や生理痛・経血量の軽減など月経に関する症状を改善するために使用されます。

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあり、女性の月経は、この2つのホルモンの働きによってコントロールされています。

ピルにもこの2つの女性ホルモンが成分に含まれていて、その働きにより排卵を抑制し避妊効果を得られるのです。

ところで、髪の毛にはヘアサイクルという、髪が成長する成長期、成長が止まる退行期、髪が抜け落ちる休止期があり、これを繰り返しています。

ヘアサイクルの成長期が長いほど、髪は太くなる傾向にあります。

女性ホルモンのエストロゲンは、ヘアサイクルの成長期を維持し、髪の毛の成長を促進させる作用があります。

ピル服用中はエストロゲンの作用により、かえって抜け毛が少なくなる傾向にあるのです。

ピル服用を中止したときの女性ホルモン変化が薄毛の原因に


なぜピルの服用を中止すると抜け毛が増えるのでしょうか。

ピルは服用することで女性ホルモンをコントロールし、排卵を抑制します。

これはつまり、脳に妊娠中だから排卵しなくていいよと勘違いさせているわけです。

エストロゲンは、ヘアサイクルの成長期を長引かせる作用がありますが、女性は妊娠するとエストロゲンが出産まで増加し続けます。

妊娠中は、ヘアサイクルでいうと退行期を迎えて抜けるはずだった髪の毛も、エストロゲンの作用により維持し続けます。

ところが出産を迎えると一気にエストロゲンが減少。

出産後、ホルモンバランスが整うまでの数ヶ月から1年弱の間、抜け毛が増えることがあります。

これを「産後脱毛」といって、出産した半数以上の女性が経験するとされています。

出産したときと同じメカニズムで、ピルの服用を中止したときに抜け毛が増えることがあります。

ですがピルの場合も、出産後と同様で、ホルモンバランスが整ってくれば抜け毛はおさまります。

ピル服用を中止したときの薄毛対策

ピル服用中止時の薄毛は、自然に改善されるとはいえ、少しでも早く改善したいものです。

抜け毛を少なくして薄毛を改善させるカギは、ホルモンバランスにあります。

ホルモンバランスが整うことでエストロゲンの本来の作用が戻り、ヘアサイクルも通常通りとなり、抜け毛が減少します。

ホルモンバランスを整えるためには、十分な睡眠とバランスのよい食事が大切です。

また納豆や豆腐、豆乳など大豆食品に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンに似た作用があることがいわれており、薄毛対策が期待できます。

上手に取り入れて薄毛対策に役立ててください。

ピル服用を中止したときの抜け毛は、数ヶ月から1年以内にはおさまります。

もしピル服用中止後から数ヶ月から1年ほど経っても抜け毛が多い場合は、ほかの原因を考えなければいけないでしょう。

(まとめ)ピルの服用は女性の薄毛の原因になる?

1. ピルの服用をやめたとき、抜け毛が増えて薄毛になることも

ピルが薄毛の原因になるのは、ピル服用を中止したときです。

飲み続けている間は、ピルが薄毛の原因になることはあまりありません。

ピル服用中止後、数ヶ月は抜け毛が増えることがありますが、ホルモンバランスが整えば自然におさまるはずです。

2. ピルは女性ホルモン剤

ピルを服用するとピルに含まれる女性ホルモンの影響で排卵を抑制し、避妊の効果が得られます。

ピルにも含まれる女性ホルモンのエストロゲンには、髪の毛の成長を促進する作用があります。

ピル服用中は、かえって抜け毛が少なくなる傾向にあります。

3. ピル服用を中止したときの女性ホルモン変化が薄毛の原因に

女性ホルモンのエストロゲンは、髪の毛の成長を促す作用があります。

ピルにはエストロゲンを増やす効果がありますので、服用中はどちらかというと抜け毛が少なくなります。

ところがピル服用を中止すると、エストロゲンの補給もなくなるのでいままで保たれていた髪が一気に抜けてしまいます。

4. ピル服用を中止したときの薄毛対策

しっかりとした睡眠やバランスのよい食生活を心がけ、ホルモンバランスが整えば抜け毛は自然と落ち着きます。

ピル服用中止後、なかなか抜け毛がおさまらず薄毛が改善されないという場合は、ピル以外に原因があるかもしれません。

サンプライズ

コラム編集部

美ルート公式コラム編集部による記事です。

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