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2018年11月15日

エイジングケア

疲れない美しい体のための「食事術」

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体を内側から支えているのは「食事」

美しく綺麗な方も、疲れや寝不足が続くと、肌荒れしたり眼の下にクマが出来たりして、見た目の表情は一変します。更にそれが継続されると、周りから「最近のAさん、すっかり老け込んだわね!」などと残念な評価を受けてしまうこともあるかもしれません。

そうならないための対策として、書籍:『スタンフォード式疲れない体』より、疲労回復を体の内側からサポートする「食事術」をご紹介します。(下図参照)肉体を形成し、支えているのは「食」です。「体内に入れる食」であなたの回復力は変わり、そして見た目やパフォーマンスも変わってくるのです。

スタンフォード大学というと、文武両道の超名門大学です。2016年、リオのオリンピックでの米国メダル獲得数は121個と世界トップでしたが、その内なんと22%の27個(金14個、銀7個、銅6個)はスタンフォード大学1校の学生が獲得したものなのです。

同大学では、学生に最大のパフォーマンスを発揮してもらうため、世界トップレベルの科学的な理論とデータに基づき、効果があると実証されたものを適切な方法で実践しています。そのひとつが次に紹介する、「疲れない食事術」です。

 

食事術」で疲れない美しい体に!

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「何を食べるか、いつ食べるか、どう食べるか」、この3点を徹底的に意識しましょう。

朝食:「シンプル」で「ヘルシー」が基本。忙しいからといって朝食を抜くことは、3食中一番悪影響を及ぼします。朝食の時間を出来るだけ固定すると、生活のリズムができ自律神経が整います。昼:「タンパク質」と「サラダ」が基本。お腹が空いたら、ナッツやフルーツなどの間食で埋めましょう。夜:タンパク質をしっかり摂る。 1日の目安で「タンパク質:炭水化物=3:1」となるよう目指しましょう。またお酒を飲む場合は、一緒に同量の水を飲みましょう。

毎食「腹8分目まで」が鉄則です。また「タンパク質」「ビタミン」はとにかく疲労回復に良いものなので意識して摂りましょう。

最後に、口にしてはいけない「禁断の疲労食」は以下のようなものです。甘い朝食:ほぼ糖質。フレンチトーストやパンケーキ。人工的に甘くしたものは避ける。甘い清涼炭酸飲料:疲れと肥満を招く危険なドリンク。油っこい揚げ物:胃腸に負担がかかり内臓疲労に繋がる。自分が口にするもので、明日からのコンデションを壊す可能性があるのです。

疲れない美しい体のため、ぜひ参考にして下さい。

参考文献:『スタンフォード式疲れない体』 サンマーク出版 山田知生 著

 


 

コラム筆者:元井益郎

薬学博士/薬剤師/NR・サプリメントアドバイザー/日本抗加齢医学会認定指導士。

東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行い、研究結果をもとにサンプライズ製品の開発を行う。

趣味は山登りとマラソン。72歳になるが、自称年齢は54歳。2017年6月、デナリ(マッキンリー)に登頂成功。好きな言葉は、「過去は変えられないが、未来は変えられる」。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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